環境の分析
マーケティングプランにおいて、自社の状況・環境を把握することはスタートラインにおいて大切なことです。 大海原において自分がどこにいてどのような状況にあるかを把握します。
業界全体の動きから、競合会社の数や売り上げ・商品群・利益率もあれば、商品を製造するのに必要な原料会社の数・種類・契約のありかたなど、そして顧客の総パターンから新しく見込める顧客まですべてが関係してきます。
今はインターネットがあり便利になりましたが、表層の分析はできますが、深層の分析は必ず人の手で行いましょう。
マーケティングプランニング
環境の分析と自社の特性・方針と合わせてマーケティングプランを立てていきます。 市場において戦いを有利に運べるポジションを選定し、そのセグメントの中でどう戦って行くかの戦略プランを立てます。
戦う場所によって、ビジュアルが大事なのか、webが大事なのか、人が大事なのかは変わってきますので分析した結果を見て導き出します。
プランニングの順序
戦略プランが決まったら、マーケティングプランをスタートからゴールまで3段階に(ハイステージ・ミドルステージ・ローステージ)に分け、理想とするハイステージからしくみを構築していきます。 なれないと想像から構想していくのは苦労しますが、大きな事業を成功させるには何もないところにどんな夢を作り出せるか構想する力が大切になります。 そうすることによって土台がしっかりとしたマーケティングプランができます。
ハイステージ・ミッドステージ
ハイステージでは、顧客の満足度・コミュニケーションの充実度をブランドとして確立していくことを考えます。 すでに名前や商品が世の中に広く伝わり・使用されてから顧客と企業がどのように継続して社会の中で活動していくかが重要となります。
そのステージイメージを作り上げるのが、ミッドステージでのユーザーのファン化、集客とブランドサイトビジュアルの分離化、優良顧客のおもてなし、商品群の充実などであります。
集客のAI化
ローステージからミッドステージでの戦略プランの違いは、いかに顧客の心をつかむか、いかに企業として認められるか、商品のブラッシュアップがミッドステージであり、ローステージはおおきな間口に統計やデジタルコンテンツ・運用広告などさまざまな撒きエサを使って人を呼び込むことです。これからの次世代集客はAIに任せて効率を上げていくのが主流となるでしょう。
TOYOTAやCampbell Soup Company, Unilever, Health&, Volume, OmniEarth, Roztayger, Head Racquetなど多くのブランドや企業はすでにAIを取り入れている。
まとめ
大事なのは、企業の経営トップが事業をメッセージ化して、そのメッセージをわかりやすくビジュアル化し、事業計画と共に全体で動かしていくことです。統一したビジュアルは働く者の心を一つにして作り出す価値のブランディング・統一にも役立ちます。
メッセージで共感させ、ビジュアルで心を掴むのです。