経営戦略の進め方と不況下の復活の新しいビジネスモデルの考え方
コミュニケーション戦略とプロモーション
周囲の人からニンジンの神様と呼ばれている生産者がいまして、その人から毎日通って基本を身につけた。 そしてその繋がりをいかして畑を貸していただけるようにもなりました。 これは外部者を受け入れない世界では有効な方法ともいえます。
次にどんな仕事でも目標設定は重要であることを考えます。 ニンジンの収穫量ではなく、3年以内に新規同世代生産者の中でニンジンの畑の面積で1位になることを目指しみごと成功! 収穫量はさまざまな外的要因も影響してむずかしくても畑の面積であれば前述のつながりをいかして目標達成ができるかもしれないとたてた戦略もみごとである。 そして1位ということはPRにもつながるのです。
生産・価格戦略の開発
不況や競合、原材料費・労働賃金の高騰など外的要因の影響がどうしてもかかるが売価を上げられないで苦しんでいる会社も多い中、どうしたら小売価格をあげることができるのかを考えに考えぬきました。 その結果、誰が見ても太くて立派なものであり、味もいいものを作ること。 そして既存の流通だけではなく直接取引で買ってもらうことでした。
品質をあげる努力に正解はありません。 作業工程の細かいところを実験を重ねて一つひとつ研究して開発した技術を忠実に実践するのです。
新規事業のビジネスモデルとマーケティング
経営の多角化はよく言われますが、不況下にはどの業界もしのぎをけずっています。 また新たなマーケットねらっている企業もたくさんいます。 安易に多角化で手を出したニンジンを使ったいろいろな料理・飲食店ではライバルは多く、価格では大手企業にはかなわず失敗をしました。
つまり「自分の強みを活かせ」が重要ですが、その方法や向かうベクトルも大切です。 作ることの工程にこだわったことを気づき、ニンジンを育てるパッケージを売るビジネスモデルという答えにたどり着きました。