近年、企業やプロジェクトチームの社員・メンバー写真で組織の透明性・可視化をはかる動きが投資家や経営企画において進んでいます。 他にもビジネスチャット、社内SNSなど組織の管理部門において社員・メンバーの顔写真を目にする機会が急増しています。
顔写真データーがホームページ制作やビジネスチャット、人事管理で利用され始めた今、写真がバラバラであったり、何年も前の写真では組織の可視化の意味をなさないかもしれません。
社員証に登録されている写真、実際とおなじ姿ですか?
会社の社員の写真といえばこれまでは社員証として利用するくらいでした。入社時に写真撮影して4、5年に一度提出するくらいといいます。 髪型が変わったり、太ったり痩せたりしても、入社当時のままの会社は多くないでしょうか?
社員証や人事台帳に掲載する社員写真は、均一・公平であるべきです。しかし最近は社員・メンバーの写真の活用方法は社内SNS、ビジネスチャット、社外SNSや名刺、企業ホームページ制作、プロジェクトメンバー紹介、人事管理、セキュリティ管理など利用する機会が急増しています。 その背景には深刻な人材不足、業務効率化、社内での適切な人材育成・配置、社員エンゲージメントアップ、人事管理情報の一元化、プロジェクトチームのパフォーマンス力アップ、などがあります。 社内SNS、ビジネスチャット、ビジネスSNSなど特に社外にでるアイコンには、証明写真的な写真は使いたくないといった社員・メンバーの気持ちが合っていないのはもったいないポイントです。
SNSの普及で社内コミュニケーションの活性化という目的では、人事の意図の証明写真的な写真で使われなくては意味がないのです。
社内・社外SNSにも使える「プロフィール写真」「チーム写真」を利用しよう
社員証や社内SNSに使用する写真は、普段から知り合っているチームメンバーなので、その人が伝わればその役割ははたせています。リモートワークや社外SNSが盛んになっている今は、相手が目にするチームメンバー写真は離れているからこそ自分やチームを伝える大切な情報なのです。 組織の見える化で社員・プロジェクトメンバーの写真やチーム写真を活用する場合も、外部からその組織の一体感・ブランド力が伝わる写真を活用するべきです。
人事領域だけではなく他部門と連携して業務効率化
社員・メンバーの写真を人事部で有効活用するのには、社員一人ひとりの写真を最適化することが大切。 働き方改革やリモートワークを背景に、社員・メンバーの写真の需要は拡大していて、現代はただ証明写真を撮影するだけでなく、使える社員写真を利活用する時代です。
人事部の担当業務が増えるなか、「撮影の管理がたいへん」「社員のスケジュール調整が難しい」「個人で提出してもらうと写真の品質がバラバラで、清算もめんどう」「画像ファイルの管理が面倒」といった問題に対して、人事領域だけにとらわれずマーケティング部や経営企画など他部門と連携して利用することで、効率よく撮影し活用する方法を選択することが大切です。
業務効率化やコスト削減の点でもメリットは挙げられますが、ホームページ制作、社内SNS、ビジネスチャットのアイコンに2次利用で最大限に有効活用でき、社内コミュニケーション活性化にも役立てます。