マーケティングのネタの情報   企画と戦略で効果アップ

マーケティングの4Pの商品開発・価格戦略・プロモーション戦略・流通のアイデアを時代とともに効果的に活用していきます。 消費者の行動も複雑で多様化した今、アイデアのネタでこれからの企画・戦略のヒントを探していきます。

顧客体験のOMO戦略マーケティング設計

f:id:marcoporlo:20200131144315j:plain

 

OMOとは

OMOはOnline Marges with Offlineの頭文字で、オンラインとオフラインを融合した考え方のことです。 現実とデジタルをうまく統合してユーザー体験を設計していくマーケティング戦略です。

 

これまではオンラインとオフラインをうまくつなげていくO2Oの仕組みを作ってきました。ネットからいかに実店舗へ誘導して体験をしてもらうかの考え方でした。

 

ニューノーマルの時代では、モノを実店舗で試して買いたい時もあればネットで購入して家にデリバリーを頼んで受け取りたい場合もあります。 いずれもスマートフォンで決済できればスマートです。新しい生活様式の中でオンラインの生活やビジネスが強制的に浸透し別れていた境界線も混在する中で、一貫性の高いUXを創り出し展開していくマーケティング戦略です。

 

OMOの顧客体験の設計

OMOの考え方では、購買体験において実店舗もデリバリーもスマートフォンひとつで設計されます。 いままでEC事業はネットの中での購買でありましたが、ECとリアルはどんどん区別がなくなりつつあります。 モバイル決済によって買い物・購買行動はスマートになっていきます。同時に実店舗のレジもスムーズになり快適性も向上するでしょう。

現在進行形のOMO戦略は実店舗のDX化によって両者が歩み寄り融合されていますが、スマートフォンの画面が生活のあらゆるディスプレイに共有できれば、逆の歩み寄りによる融合が進み今後はすべてが連携をとりデジタルテクノロジーで設計されていくでしょう。 

 

OMO戦略でスマートフォン決済が注目されますが、それはあくまでも表向きであり本質は顧客の価値向上です。 オンラインとオフラインを融合してデータを活用してパーソナライズしていくことで得られる価値を再設計していくことが重要でしょう。

 

 

4pmarketing.hatenadiary.jp

4pmarketing.hatenadiary.jp