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これから成長が鈍足化するインターネット広告市場

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インターネット情報の信頼性低下を招いたのはクリック広告によるとにかくページビューを集める広告手法で、広告主もそこに大きな力を注いだ結果である。 検索結果も広告やSEO・プログラミングにより本来探している結果が出ず、機能していない検索結果となってしまった。

インターネット広告は新聞・TVなどいままでのメディアを侵食して市場をひろげてきたので伸びてきたのではなく侵食してきた。侵食する場所がなくなれば当然行き詰まることになる。

 

これまでの広告技術の配信最適化は「見せたい人に広告配信を見せ、求めることによって送客する」システムだった。いきすぎたターゲティングはユーザーの行動をスキャンされ監視されているかのような不快感を生み、そこに広告を見せられれば険悪感を生じさせる元となってしまう。

現在のインターネット広告は動機付けである。 商品のECサイトへ誘導するのではなく、それぞれの媒体で新しいコンテンツを用意し、ユーザーは視聴することによって商品コンセプトや作り手の思いを感じ取り、より印象に残り共感した商品を選んでもらおうといった広告である。 つまりブランディングが重要になっているのである。

 

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