マーケティングのネタの情報   企画と戦略で効果アップ

マーケティングの4Pの商品開発・価格戦略・プロモーション戦略・流通のアイデアを時代とともに効果的に活用していきます。 消費者の行動も複雑で多様化した今、アイデアのネタでこれからの企画・戦略のヒントを探していきます。

アフターコロナの再成長課題とDX(デジタルトランスフォーメーション)改革

デジタルトランスフォーメーション

 

コロナショックによる影響

今年の初めに中国の武漢新型コロナウイルス感染拡大防止のロックダウンや横浜港のクイーンエリザベス号の水際対策の報道にはじまり、新型コロナウイルスによって全世界が経験したことのない大きなショックに直面しています。

感染は中国主要都市だけでなく、中国へ行き来する国々へ急激に感染拡大して、全世界が新型コロナウイルスに巻き込まれていきました。  624日時点での全世界の感染者は912万人を突破し、死者数は47万人にも上がっている。

この新型コロナの感染拡大を防止するために、各国では「3密」を避けるソーシャルディスタンスや不要不急の外出自粛、都市のロックダウンなど対策をとっている。

感染がある程度落ち着いた各国が順に制限発令を解除し、経済活動をスタートさせていますが、韓国、日本、ドイツなど部分的に再感染の拡大がみられ第2波を避ける行動・政策が求められ続ける緊張が継続した世の中になっている。

コロナ以前と同じ生活や経済を取り戻すことは厳しく、アフターコロナの状況でさまざまな日常生活や仕事環境、教育など大きな影響をうけています。

企業の経営悪化状況

新型コロナウイルスの影響で、経営が悪化した中小企業が続出しています。 感染が落ち着き経済は動いても打撃は大きく、中小企業にとっては厳しい状況が続きそうです。 アフターコロナでは、中小企業から大企業まで多くの企業が悪化した業績を立て直す経営戦略が優先され、経費や外注費は削減され下請け体質の中小企業は今後さらに悪化するかもしれません。 今回の新型コロナウイルスの影響は、自粛や恐怖の影響で消費が落ちこみ、飲食店や観光業、航空会社、小売業に大きな影響がでました。 

20204月以降、コロナショックの影響で倒産した企業は増加しており、資金繰りの目処がつかず破綻したところが多い。

 

新しい生活・働き方様式

リモートワークや外出自粛により、普段より多くの時間を家ですごしている人が多くなった。 長時間を家で過ごす日常は少し息苦しいなどデメリットがありますが、会社に行ったり対面でないとできないと思われてきた仕事が、実際に非対面でも問題なく行えるということに気づくメリットもありました。 このことを通じて、企業と人の働き方や生活のあり方が変化してきています。 消費者と直接繋がるDtoCの業態が増加し、SNSで顧客とダイレクトにやりとりすることでリアルな情報や特別な体験をやりとりすることが増えている。今後デジタル化が進むと想定される中、商談や説明会・展示会も非対面で行われるケースが増えてくるでしょう。 場所や手法をただ単に非対面のウェブサイトや動画にするだけでなく、趣味趣向を把握し、それぞれの顧客に合わせた体験を提供できるように再構築されていくでしょう。

 

DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みと戦略

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、IT技術の進化によって新しいサービスやビジネスモデルを構築することでコストを削減し、経済・社会の改善に繋げる施策のことを言います。 私たちの社会はデジタル化によってリモートワークやオンライン授業、オンライン診断などさまざまDX改革がコロナショックをきっかけにいっきに進んでいます。

アフターコロナの時代ではデジタル技術を生かした改革が必要であり、改革にはまず崩し壊すことが必要である。日本企業特有の文化や商習慣による反対抵抗が強いが、壊したエレメントから顧客に価値提供できる新しいビジネスへの「実現手段」を作っていくのがDXでは大事なことである。いままでのビジネススタイルをエンジニアを社員に入れてデジタル化しただけでは、道具があってもそれを使いこなし新しい価値を創造し売り上げをつくり事業成立することには繋がらない。 

コロナショックの中で需要が伸びるビジネスやアイデア、世の中がどう変わっているのかを事例を取り上げてみていきます。

リモートワークを進める企業が増え、遠隔で情報のやりとりを行なったり、オンライン会議をおこなえるツールが使われるようになりました。 オンライン会議ではZoom,Skype,Teamsなどのツールが定番になっています。 このツールは、顔が見られるだけではなく資料を画面で共有して会話することができます。 PCスマートフォンから利用することができるため、どこでもできるのが理由にもなり定番となっています。

またリモートワークでは情報量が減るため、正確な情報共有が必要になってきます。 そのためSlackChatworkなどビジネスチャットツールを使用し、オンラインでのコミュニケーションを円滑にし業務進行に役立っています。 在宅で働く人には出勤時間がなくなったことで時間が増えたことや育児や介護と両立しやすくなったなどメリットもあります。  また人事担当者ではウェブ面接に便利なツールを使用し、面接スケジュール管理や面接中の評価を関係者の間で共有でき面接業務の効率化が進んでいます。

このようにアフターコロナの時代において、新しいデジタル技術を利用した働き方が増えていて、その業務をしっかりと管理する重要性も増えています。  DXを活かして人々の需要を満たすサービス・製品を展開させてビジネスを拡大させていく戦略はこれから必須となっていくでしょう。

 

再成長課題への営業部のDX改革はどうすすめるのか。

営業活動のDXzoomTeams,Skypeなどオンラインで打ち合わせや商談ができるツールはどんどん出ている。 しかし、新規顧客開拓に関しては、アフターコロナでは「3密」を避ける行動やテレワークの増加により難しい状況にある。 いかにわかりやすく興味を持ってもらえる情報や資料づくりが必要になってきている。 対面での会話や表情の補足がない状況では、わかりやすくきちんと伝わる情報の自社ウェブサイトやニュースリリースなどで興味を持っていただき、コミュニケーションを取ることが求められる。

 

なぜ「魅せる」営業資料が必要なのか

営業部のDX改革と第2波への対策として、動画はもちろんの対策で動画はインタラクティブで話に合わせて図や画像、効果音も伝えることができる。 がしかし、取引先やユーザー、新規顧客のさまざまな状況・環境に対応できるようにしておきたい。 忙しいビジネスマンには動画を全部視聴するよりも、写真とグラフとテキストで完結にまとめられた「魅せる」営業資料の方が短時間で見られるので効果的なのです。 

さらに営業資料を営業部で効果があったケースや追加してほしい情報の要望などをくみこみブラッシュアップしていけば、社内での大きな財産ともなるでしょう。

 

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魅せる営業資料制作のテクニック

話し手が聞き手に与える影響の54%が視覚から得る情報によるものです。 ただ単に、デザインが綺麗なだけで内容がおろそかな営業資料は論外ですが、ビジュアルのパワーで資料をより伝えやすくできます。 デザインの基礎や惹きつけるタイトル、まとめの効果を使えば読みやすい資料を作ることはできます。 さらにビジュアルを使って視覚で理解がすすめば、聞き手が理解し納得するのにかかる労力と時間を削減することができるのです。

 

ポイントとしては、営業資料の扉となる部分に企業メッセージや商品コンセプトなど、メッセージが主役になるページをデザインすることです。 白背景に文字を大きく載せるだけでもインパクトはありますが、より直感的に、かつ視覚でイメージを伝える写真を使ったアプローチをします。  写真を使って視覚でイメージを伝えるページをデザインする際に、絶対に譲れないポイントは「クオリティの高い写真」を撮影し使うことです。 クオリティの高い写真とは、メッセージやコンセプトのテーマに即していることはもちろんのこと、構図や色合い、光のメリハリがあり、画質が良く写真そのもののレベルが高いものです。 写真の使い方はページ全面に広げ大きなサイズを推奨しています。 写真を挿入し余白がある場合は写真の短辺の角を外側にドラッグして全面になるよう画像のサイズを調節します。 そしてデザイナーやフォトグラファーと打ち合わせで作ったタイトルを挿入するスペース(余白や単色のテクスチャー)にテキストのサイズを調節して配置します。 テキストのフォントサイズについては、テキストの区切りや長さによって一概に正解はありませんが、さまざまな顧客を想定し男女、メガネの有無、PCタブレットの違いがあってもタイトルが読みやすく目に入ってくる大きさを意識しましょう。

 

 

オンライン営業でのプロフィール写真の第一印象がその後のプレゼンに大きく影響する記事

4pmarketing.hatenadiary.jp

 

 

 

webサイト制作におけるUI,UXの課題と悩み解決

デジタルトランスフォーメーション

 

webサイト制作担当者のアンケートで課題に感じているところは、

 

1webサイトの認知・アクセスを増やすこと

2webサイトのトップページの見た目が悪い

3スマホ対応・レスポンシブルが悪い

4、ユーザーに印象に残る画像・バナー写真の制作が難しい

5、ユーザーが見やすい文字・色・フォントサイズがわからない

6、サイトへアクセスはあるが、購買・商取引につながらない

 

 

自社サイトの課題の傾向

webサイト、ECサイト制作においてアクセスが伸びないのは、コンテンツの内容やプログラムに原因があるのではとプロジェクトの設計から見直すことが大切だが、他にも大切なことはUIUXにおける自社ブランディングwebサイトのビジュアルや直感的な使い勝手が悪かったりすることも多い。  

 

悩みの解決

社内から見ているとどうしても偏りがちな常識をもう一度ユーザー目線と俯瞰視で意識することや外部のちからを借りることが今後の改善の大きな一歩になるでしょう。